BOC

Best of Cebu English Academy（BOC）は2012年に設立され2013年1月から学生の受け入れを開始した英語学校である。大韓航空の客室乗務員をしていた韓国人女性が、自分の娘も含めた若い人たちにしっかりとした英語を身に付けさせ、世界で活躍するチャンスを提供したいという理念で開設した。

留学中にいろんな国籍の学生と交流する機会を作るために韓国人以外の学生を増やしたいということで、「フィリピン留学情報」が日本で初めて同校を紹介することとなった。

授業はマンツーマンとグループレッスンの組み合わせで3コースある。マンツーマンレッスンではリーディング、ライティング、リスニング、文法、会話、単語の6科目から選択する。もちろん、最初のカウンセリングの時に希望を伝え、科目の組み合わせ、さらには授業内容をアレンジすることも可能である。

グループレッスンは各コースとも2種類ある。1つはフィリピン人教師が担当し、スピーキングやディスカッション、ディベートなど会話系中心の授業内容である。もう1つはネイティブ教師の担当で、発音矯正やフリートークを行う。

Best of Cebu English Academyでは教師の育成に力を入れているとのこと。セブ市内の複数の学校で8年以上の指導経験を持つヘッドティーチャーを中心に、5年以上の経験を持つベテラン教師チームで若手の育成を行っている。

通常の授業以外に月に一度、スピーチコンテストなど英語を使ったアクティビティを行っており、長期留学者のマンネリ化を防ぐようにしている。また、同校はセミスパルタタイプの学校ではあるが、月に一度はビーチに行くなどの課外アクティビティも行っており、適度に息抜きができるように工夫している。

校舎は築年数が浅い建物でまだ新しく清潔である。フィリピンで販売される製品のクオリティに満足できず、家電製品や家具など主だった寮の備品はすべて韓国から輸入して校舎を作ったとのこと。快適な留学生活を送れるように力を入れている。

寮は男女でフロアが分かれており、それぞれに自習室がある。つまり、自習室が男性用と女性用で分かれている。シャワーを浴びたあと、メイクを落としてラフな格好でも自習室に行けるということで、特に女性に好評とのこと。

学校から歩いて10分くらいのところに大きなショッピングモールがあるため、生活面は極めて便利である。また、タクシーで10分もかからないところに日本料理店が複数あるので、週末などに息抜きをするのに良いだろう。

食事が終わったあとは門限までショッピングモールやカフェで過ごしたり、土日はみんなで遊びに行く学生が多いとのこと。朝から晩までぎっちり勉強オンリーではなく、勉強と遊びでメリハリを効かせた留学生活を過ごしたい希望者におすすめである。